ロシア大統領補佐官辞任 憲法改正の動きと関係か注目 #nhk_news https://t.co/TAhSkDBBpe
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年2月20日
ロシア大統領府は、プーチン大統領の側近、スルコフ補佐官が辞任したことを発表し、19日、ペスコフ報道官は「本人の意志によって職を解かれた」と述べ、スルコフ氏がみずから辞任を申し出たと明らかにしました。
スルコフ氏は、ロシア固有の文化や歴史に基づいてヨーロッパとは一線を画した「主権民主主義」と呼ばれる独自の政治理念を提唱するなど、プーチン大統領の政治を理論的に支えてきました。
さらに去年発表した論文では、プーチン大統領が治める国家について、ロシア帝国のピョートル大帝や、ソビエトの初代指導者レーニンによる国家と並び称し、効果的で永続的な政治システムだと評価しました。
地元のメディアは辞任の理由について、スルコフ氏が担当しているウクライナ問題をめぐって政権の方針が変わったためだと伝えています。
ペスコフ報道官は「スルコフ氏の長年の経験と才能に需要があることは間違いない」と述べていて、プーチン大統領が退任後も見据えて進めているとされる憲法改正の動きに関わるのかなど背景が注目されています。