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平成23年に、大津市で自殺した中学2年の男子生徒の両親は暴力などのいじめが原因だったとして同級生らに賠償を求めていました。

1審の大津地方裁判所は、去年2月、いじめが自殺の原因だったと認定して同級生2人に3750万円余りの賠償を命じ、同級生側が控訴していました。

27日の2審の判決で、大阪高等裁判所の佐村浩之裁判長は1審に続いて自殺の原因はいじめだったと認定しました。

そして「当時、いじめによって被害者が自殺する可能性があることは社会的に広く認知されていた」として同級生らに賠償責任があると指摘しました。

一方で、両親についても、「男子生徒を精神的に支えることができなかった」という判断を示し、すでに大津市から和解金が支払われていることも考慮して、1審よりも賠償額を大幅に減らし、同級生2人に合わせておよそ400万円の支払いを命じました。

判決のあと、自殺した男子生徒の父親が会見を開きました。父親は、27日の判決で1審に続いていじめが自殺の原因だったと認められたことについて、「これまで因果関係が認められてこなかった多くのいじめ訴訟を大きく前進させる判決で、画期的な司法判断だ。『いじめを許さない』という司法からの強いメッセージだと受け止めたい」と評価しました。

そのうえで、「いじめられた子どもは非常につらく、耐えられなくなると死ぬほうが楽だと自殺を選んでしまう。この判決がきっかけで何かが変わっていくはずだと、息子に伝えたい」と、今の心境を語りました。

大津市がいじめ対策を見直す方針を示していることについては、「これまでにしてきた施策の結果の検証もせずに、予算の削減に踏み込んだとしか見えない。結果検証をおざなりにせず、いじめをめぐる現状を見て判断してほしい」と話しました。

#食事

去年6月に起きた横浜市新交通システムシーサイドライン」の逆走事故では進行方向を制御する装置につながる車両内のケーブルが断線していたことが原因とされています。

運輸安全委員会の経過報告によりますと、ケーブルの断線は車両を製造する際の配線作業が適切に行われず、ケーブルが近くの金属に接触していて、絶縁体が振動によって摩耗する状態になっていたということです。

さらに配線が完了したあと担当部署による検査は行われていなかったうえ、その後の定期検査でもケーブルの配線状態は確認されていなかったということです。

運輸安全委員会は、車両が設計された経緯などについてさらに調査を進めることにしています。

#アウトドア#交通