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出版大手の講談社で人気マンガ雑誌の編集次長を務めていた朴鐘顕被告(46)は、6年前、東京 文京区の自宅で妻の首を圧迫して殺害したとして殺人の罪に問われています。

朴被告は「妻は育児ストレスを抱えていて自殺だった」と無罪を主張していますが、1審の東京地方裁判所は「犯行現場とされる寝室の状況や、妻が抵抗した際に被告の腕についたとみられる傷痕などから、首を圧迫して殺害したことは間違いない」と指摘し、懲役11年を言い渡しました。

2審の東京高等裁判所も自殺ではなく被告が殺害したと判断し控訴を退けたため、判決を不服として被告が上告していました。

これについて最高裁判所第1小法廷の山口厚裁判長は、ことし10月27日に弁護側と検察、双方の主張を聞く弁論を開くことを決めました。

弁論は判決を変更する際に必要な手続きのため、2審の判決が見直される可能性が出てきました。

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