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女性向けのブランド、「アースミュージックエコロジー」などを展開する岡山市のアパレル大手は、「女性社員との距離感が近い」として厳重注意された石川康晴社長が辞任したと発表しました。

岡山市のアパレル大手、「ストライプインターナショナル」によりますと、石川社長はおととし、女性社員との関係をめぐって開かれた緊急の査問会で、当時の取締役から「複数の女性社員などにセクハラ行為をしている」と指摘されました。

査問会では、セクハラ行為とは認定せず、通信アプリ・LINEでの女性社員とのやり取りについて「社員との距離感が近い」として厳重注意されたということです。

この問題が明らかになったことを受けて、石川社長は「お騒がせしてご迷惑をかけ、会社のトップとして責任を感じている」として、6日付けで辞任しました。

会社は、平成6年に石川社長が岡山市に開いたセレクトショップが発祥で、女性向けのブランド「アースミュージックエコロジー」などを手がけて急成長し、平成30年度の売上高は1364億円に上っています。

社員の9割以上が女性で、育児支援などに積極的に取り組み、石川社長は内閣府男女共同参画会議の議員を務めていますが、辞任を申し出ています。

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