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皇居を離れ、栃木県の御料牧場などに滞在していた上皇ご夫妻は31日午後4時前、新たに「仙洞(せんとう)仮御所」と呼ばれる東京 港区高輪の仮住まい先に到着されました。

近くの沿道では地元の人たちが出迎え、マスク姿の上皇ご夫妻は車の中から笑顔で会釈をしてこたえられました。

「仙洞仮御所」はかつて上皇さまの叔父にあたる高松宮高松宮妃が暮らした邸宅で、空調設備の改修や内装工事などが行われ、今月、上皇ご夫妻の身の回りの荷物も運び込まれました。

これまでは高輪皇族邸と呼ばれていましたが、上皇ご夫妻が仮住まいを始められるのに伴い名称が変わりました。

このあと、皇居のお住まいで改修工事が行われ、天皇ご一家が移り住まれると、赤坂御用地上皇ご夫妻が移られるための工事が行われる予定です。

上皇ご夫妻の仮住まいの期間は1年半程度になる見通しです。

上皇ご夫妻は「仙洞仮御所」でも、規則正しい生活を続けながらお二人での穏やかな時間を過ごされる見通しです。

上皇ご夫妻は、天皇ご一家とのお住まいの入れ代わりのため今月半ばまで、連日、荷物の整理などの作業にあたられました。その合間に上皇さまは、週に2、3回、皇居にある生物学研究所に通って魚類に関する研究を続けられました。

宮内庁は、一時、仮住まい先に研究や運動のための新たな施設をつくることも検討しましたが、費用をできるだけ節約したいという上皇ご夫妻の考えを受けて取りやめられ、上皇さまは今後は皇居に通って研究を続けられるということです。

また、お二人の運動については「仙洞仮御所」での庭の散策などのほか、皇居に出かけて東御苑を散策するなど、さまざまな形で続けられることが検討されています。

一方、当初考えられていた音楽会や展覧会の鑑賞など新型コロナウイルスの感染拡大の影響で現在は難しい状況が続いています。

側近の1人は「連日続いた引っ越しのお疲れもあると思うので、今後は、ご体調を整えながらゆっくりとした時間を過ごしていただきたい」と話しています。

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