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日本フランチャイズチェーン協会によりますと、全国の主なコンビニの先月の売り上げは既存店ベースで7781億円余りで、去年の同じ月を10.6%下回りました。比較が可能な2005年以降で最大の落ち込みとなりました。

コンビニは生活に必要な食品や日用品の取り扱いが多いため、比較的、景気変動の影響を受けにくいといわれますが、今回、初めて10%を超える落ち込みとなりました。

理由について、協会は、緊急事態宣言が出されて外出自粛が広がり、オフィス街や行楽地での利用客が大きく減ったことや、コンビニの店舗でも臨時休業や営業時間を短縮する動きが広がったためなどとしています。

ただ、自宅で過ごす人が増え、冷凍食品やレトルト食品などのまとめ買いが増えたことで、1人当たりの購入額は9.5%増加しました。

コンビニ各社では、冷凍食品や総菜などの品ぞろえを増やしていますが、東京や大阪を中心に人の動きや企業の活動は低調で、協会は、今月も売り上げは厳しい状況が続いているとしています。