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プラスチックごみを減らすため、国の制度に基づいて、来月1日から全国の小売店で、レジ袋の有料化が義務づけられます。

こうした中、北海道内を中心にコンビニの「セイコーマート」を展開する「セコマ」は、グループの1200余りの店舗で、来月1日以降も当面、無料にすると発表しました。

有料化の対象になっていない、バイオマス素材の配合率が30%のレジ袋に切り替えるためで、新型コロナウイルスで経済的な影響が広がる中、利用客の負担も考慮したとしています。

会社では、レジ袋を有料化する時期や価格については、慎重に検討するとしています。

レジ袋をめぐっては、セブン‐イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ローソンの大手コンビニ3社も、セコマと同じく有料化の対象になっていない素材の袋を使うものの、ごみの廃棄量削減のため、一部を除いて1枚当たり3円で有料化することにしていて、対応が分かれた形となります。

日本フランチャイズチェーン協会によりますと、全国の主なコンビニの先月の売り上げは既存店ベースで8095億円余りと去年の同じ月を10%下回りました。

これは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う、外出の自粛や企業の在宅勤務の広がりで行楽地やオフィス街を中心に利用客が減ったことが主な要因で、売り上げの減少は3か月連続です。

一方、1人当たりの購入額は、12.4%増加しました。自宅で過ごす人が増えたことで、食品や酒などのまとめ買いの需要が伸びたためと見られます。

コンビニ各社によりますと、今月に入り客足は徐々に戻りつつあるとしていますが、感染拡大への懸念から引き続き冷凍食品や総菜などの販売が好調だとしていて、消費動向に合わせた品ぞろえを強化するとしています。