米紙「計り知れない喪失」新型コロナ死者の氏名など掲載 #nhk_news https://t.co/Zs0xeZP8tO
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年5月24日
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、アメリカでは新型コロナウイルスの感染者は世界最多の163万人、死者も9万7000人を超えています。
有力紙ニューヨーク・タイムズは、24日付けの紙面の1面に「アメリカの死者10万人に近づく。計り知れない喪失」という見出しをつけ、ウイルスに感染して亡くなった人、1000人分の氏名や年齢などを掲載しました。
亡くなった人の情報は地方紙の訃報などから集めたということです。
リストの中には「笑みを絶やさないひいおばあちゃん」とか「魔法の天才として知られた数学者」と紹介文が記されていたり、「生涯を社会奉仕にささげた」といった感謝のことばが添えられたりしていて、故人をしのぶ内容になっています。
ニューヨーク・タイムズは「この1000人はアメリカの死者数の1%にすぎないが、一人一人の死は単なる数字ではない」として、いかに多くの人がウイルスによって命を落としたか、アメリカが直面する事態の重大さを改めて伝えようとしています。
ニューヨーク州知事 “経済活動の再開は慎重に行う”と強調 #nhk_news https://t.co/lQgMyqjTdx
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年5月24日
クオモ知事が例にあげたのは1918年に始まったスペイン風邪の流行に対する一部の都市の対応で、「過去から学ばなければならない。同じ過ちは繰り返さない」と述べました。
ニューヨーク州は10の地域に分かれていて、このうち地方の7つの地域については先週までに一部の業種で営業が認められ、今週はさらにニューヨーク市近郊の2つの地域でも営業の再開が認められる見通しです。
残るニューヨーク市だけは、病院の空きベッドの割合などが、州が定めている基準に達しておらず、経済活動の再開は来月上旬になるとみられています。
米高官 “G7は6月下旬 ホワイトハウスなどに各国首脳招いて” #nhk_news https://t.co/vvGtMEuHT2
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年5月25日
トランプ政権で国家安全保障問題を担当するオブライエン大統領補佐官は24日、ホワイトハウスで記者団に対し、G7サミットについて「各国の首脳が出席してここで開くことになると思う。おそらく6月の終わりだろう」と述べました。
場所については、主にホワイトハウスとしつつ、一部はワシントン近郊にある大統領専用の山荘、キャンプデービッドを利用する可能性もあるとしています。
そのうえで、オブライエン補佐官は「民主主義を支持する国々と、新型コロナウイルス後の対応やわれわれの価値観をどのように守るか話し合いたい」と述べ、アメリカが新型コロナウイルスへの対応などをめぐって対立する中国についても話し合いたいという考えをにじませました。
また、オブライエン補佐官は24日、CBSテレビに出演した際、G7サミットについて「各国からはよい反応がある」と述べたほか、開催にあたっては参加者全員に検査を受けてもらい、安全な環境で行いたいと強調しました。
トランプ大統領は詳しい日程や場所について今週前半にも明らかにする考えを示しています。