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リビアでは、独裁的なカダフィ政権の崩壊後、国が東西に分裂し、去年4月から、東部の軍事組織が国連などが認める西部の暫定政府がある首都トリポリを攻略すべく攻勢をかけ、激しい戦闘が続いていました。

こうした中、暫定政府のシラージュ首相は、4日、訪問先のトルコで会見し、首都トリポリ全域を掌握したことを宣言しました。

これに対し、東部の軍事組織の報道官は、4日、部隊の撤退を事実上認めたうえで、「暫定政府側が戦闘の停止を守ることが条件だ」として、状況によっては攻撃を再開するとけん制しました。

トリポリの攻防をめぐっては、西部の暫定政府は当初劣勢を強いられていましたが、トルコなどが軍事的な支援に乗り出し、先月から要衝の空軍基地を取り返すなど、勢力を盛り返していました。

国連は今月、双方が停戦を目指す協議の再開に同意したと発表し、早期の実施を目指していますが、暫定政府のシラージュ首相は、軍事組織を率いるハフタル氏との対話を徹底して拒否している上、戦闘は依然として続いていることから停戦の実現は不透明な状況です。

国が東西に分裂して戦闘が続くリビアで、東部の軍事組織が首都トリポリから事実上撤退したことで近く停戦に向けた協議が再開されるとの観測が強まる中、西部の暫定政府のシラージュ首相は4日、軍事的支援を受けるトルコのエルドアン大統領と会談し、協力関係をさらに深めることで合意しました。

会談後、エルドアン大統領は、東部の軍事組織を率いるハフタル氏について、リビアの将来を常に脅かしてきた人物には交渉のテーブルにつく権利はない」と述べ、強くけん制しました。さらにエルドアン大統領は、ハフタル氏が停戦協議を繰り返しとん挫させてきたことを念頭に、和平への障害となっていると批判しましたが、ロシアやエジプトなどがハフタル氏を支援してきたことから停戦協議の行方は不透明となっています。

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