リビア 暫定政府 即時停戦表明 政治的解決踏み出せるか焦点 #nhk_news https://t.co/Pdcu5tehkb
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年8月21日
リビアでは、独裁政権の崩壊後、国が分裂し、西部の首都トリポリを拠点とする暫定政府と、東部の軍事組織との間で内戦状態に陥っていて、関係する国々が双方に軍事的な支援を行い、事態が悪化しています。
ことし6月には、東部の軍事組織を支援する隣国のエジプトが停戦を提案し、軍事組織側は受け入れを表明しましたが、トルコの支援を受ける西部の暫定政府は受け入れず戦闘が続いてきました。
こうした中、暫定政府は、21日、声明を出し、シラージュ首相が全土での即時停戦を命じたことを明らかにしました。
これに対し軍事組織は、これまでのところ公式な反応を出していませんが、軍事組織と協力する代表議会が即時停戦を呼びかけたほか、支援するエジプトも停戦を歓迎する声明を出しました。
暫定政府のシラージュ首相は、外国の部隊やよう兵の国外への引き上げや、来年3月に選挙を行うことも提案していて、これをきっかけに停戦が実現し、政治的な解決に踏み出せるかが焦点です。
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