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30日に決選投票が行われたブラジルの大統領選挙は、2003年から8年間、左派政権を率いたルーラ元大統領が右派の現職ボルソナロ大統領を僅差で上回り、当選しました。

ボルソナロ大統領は11月1日、選挙後、初めて公の場で声明を発表し「私に投票したすべてのブラジル国民に感謝する」と述べました。

そのうえで「大統領として、そして1人の市民として憲法に従う」と述べましたが、敗北を認めるかどうかは明言しませんでした。

一方で、続いて声明を発表したボルソナロ政権の官房長官は、ルーラ氏側から公式な要請があれば政権移行に向けた手続きを進めるとしていて、必要な権限を大統領から与えられたと明らかにしました。

ブラジルでは、ボルソナロ大統領の支持者が選挙結果を認めないとして抗議活動を拡大させていて、今後、政権移行に向けた手続きが進み、混乱の収束につながるかが焦点となります。

30日に決選投票が行われたブラジルの大統領選挙は、2003年から8年間、左派政権を率いたルーラ元大統領が当選しましたがボルソナロ大統領は今回の選挙結果を受け入れるかどうか、明らかにしていません。

ブラジル国内ではボルソナロ大統領の支持者が結果を認めないとして抗議活動を拡大させています。

警察当局によりますと、11月1日の時点で、ブラジル国内の高速道路の200か所以上が大型トラックなどで封鎖され、物流に障害が出ています。

また、最大都市のサンパウロでは国際空港につながる道路が封鎖され、一部の航空便が欠航するなどの影響が出ています。

抗議活動に参加している支持者のひとりは「汚職事件で収監されていた人物が刑務所を出て国を統治しようとしている。到底受け入れられない」と話していました。

ブラジルの主要メディアは、ボルソナロ大統領が1日中にも、選挙結果についての態度を明らかにするとの見通しを伝えていて、その動向が注目されています。

10月30日のブラジル大統領選決選投票で敗北が決まった現職の右派ボルソナロ大統領は1日に演説し、自身に投票してくれた有権者に感謝の意を表明した。さらに正式な敗北宣言は拒否しつつも憲法の規定は尊重すると繰り返し、来年1月1日の政権移行に応じる姿勢を示唆した。

得票数確定後にボルソナロ氏が公式の発言を行ったのは今回が初めて。これまで同氏が沈黙を守っていた間、同氏支持者による道路封鎖などの選挙結果への抗議行動が発生し、勝利したルラ元大統領の政権復帰を阻むため軍にクーデターを呼びかけるなど不穏な動きも一部で見られた。

ボルソナロ氏はこうした抗議行動について、選挙結果を巡る「消化不良と不公平感」の表れだと指摘しながらも、資産の破壊や交通の妨げをするべきでないと支持者に訴えた。

一方ボルソナロ氏の側近らは既に、ルラ氏陣営と政権移行の協議を開始。ノゲイラ大統領首席補佐官はボルソナロ氏の演説後、ボルソナロ氏からルラ氏側の代表者とともに政権移行手続きを始めることを認められたと明かした。

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