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日産の株主総会は、横浜市の本社で開かれました。この中で、内田社長は昨年度の決算で最終的な損益が6700億円を超える赤字となり、期末の配当を見送ったことについて、「株主の皆様に大変申し訳なく思う」と陳謝しました。

そのうえで、車の生産能力を20%削減するなど拡大路線からの転換を図る構造改革について説明し、「一切の妥協なく改革を断行したい。道のりは平たんではないが、従業員の力を結集して危機を乗り越え、必ず成長軌道に戻したい」と述べて株主に理解を求めました。

株主からは連合を組むフランスのルノーとの連携の成果を問う声や、低迷する株価への対策、それに役員らの報酬の削減が不十分だといった厳しい意見や質問が相次ぎました。

これに対して、会社側はルノーなどとの連合では各社が独立性を持ち、それぞれの売り上げや利益を最優先にして連携していくなどと説明しました。

このあと、取締役選任の議案が承認され、株主総会はおよそ1時間50分で終了しました。

新型コロナウイルスの感染拡大もあって自動車業界を取り巻く環境は厳しさを増しており、日産は着実に収益を回復させられるかが問われています。

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