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セブン&アイが発表した、ことし3月から5月までの3か月間の決算によりますと、売り上げは1兆3918億円余りで、去年の同じ時期より12.8%減少、最終的な利益は139億円余りで、73.2%減少しました。

これは、外出の自粛などを受けて、オフィス街や行楽地でコンビニの売り上げが落ち込んだことに加えて、デパートや総合スーパー、それに外食でも休業や営業時間の短縮によって、売り上げが大幅に落ち込んだためです。

このほか、新型コロナウイルスの影響として、テナント賃料の減免などで295億円の特別損失を計上しました。

また、これまで未定としていた来年2月までの1年間の業績予想については、新型コロナウイルスの影響が残るとして、売り上げは5兆6920億円と前の年に比べて14.3%減少し、最終的な利益は1200億円と45%減少するとしています。

ローソンのことし3月から5月の決算は、新型コロナウイルスの感染拡大で店舗の休業や営業時間の短縮が相次いだことから売り上げが1553億円余りと去年の同じ時期と比べて13.1%減少しました。

また、中止となったイベントのチケットの払い戻し手数料を損失として計上したことなどから最終的な損益は41億円余りの赤字となりました。

ローソンがこの時期の決算で最終赤字となるのは、東日本大震災が発生した2011年以来、9年ぶりです。

また、このほかのコンビニも新型コロナウイルスの影響で売り上げが大きく落ち込んだことなどから本業のもうけにあたる利益は、
ファミリーマートが去年の同じ時期より54%減って89億円余り、
▽セブン‐イレブン・ジャパンが13.3%減って、522億円余りとなりました。

コンビニは、生活必需品の取り扱いが多く景気の変動を比較的受けにくいとされていますが、大手3社がいずれも新型コロナウイルスの感染拡大で大きな影響を受けた形です。

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