パク・クネ前大統領に懲役20年の判決 収賄罪など 韓国高裁 #nhk_news https://t.co/GcR3Hg83xF
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年7月10日
韓国で2017年に大統領を罷免されたパク被告は、長年の知人、チェ・スンシル(崔順実)氏らと共謀し、サムスングループなどの財閥から約束分も含めて590億ウォン(50億円余り)の賄賂を受け取ったとして収賄などの罪に問われています。
当初、2審のソウル高等裁判所は収賄の罪とそれ以外の罪を合わせて判決を言い渡しましたが、韓国の最高裁判所は去年8月、公職選挙法の規定で大統領など公職者が在職中に関わった収賄罪は、ほかの罪とは別にそれぞれ判決を言い渡さなくてはならないと指摘し、高等裁判所で改めて審理するよう命じました。
これ受けて行われた差し戻しの審理では、パク前大統領が情報機関から賄賂を受け取った罪などに問われている事件も合わせて審理され、検察はことし5月、懲役35年を求刑していました。
10日の判決でソウル高等裁判所は「大統領としての責務を果たさず国政に混乱をもたらした。重い処罰は避けられない」と述べました。
その一方で「被告が得た利益はあまりなく、すでに政治的な破産宣告を受けたも同然だ」と説明し、収賄罪については懲役15年、それ以外の罪については懲役5年で、合わせて懲役20年を言い渡しました。
#朝鮮半島