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三井住友フィナンシャルグループが発表したことし4月から6月までの3か月の決算は最終的な利益が860億円で前の年の同じ時期と比べて60%減少しました。

新型コロナウイルスの影響で、資金繰りが厳しくなった企業からの融資の申し込みに応じたため、6月末の時点の融資の残高は84兆円余りと1年前より11%増えました。

ただ、その一方で貸し倒れに備えた引当金を上積みするため費用が、3か月間で前の年の同じ時期のおよそ3倍に当たる1148億円に膨らみ全体の利益を押し下げる形となりました。

ほかの大手金融グループや地方銀行、信用金庫も融資の申し込みは増えていますが、同じように貸し倒れに備えるための費用が業績を圧迫する見通しです。

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