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アメリ労働省が7日発表した雇用統計によりますと、7月の失業率は10.2%と、前の月と比べて0.9ポイント改善しました。

失業率は、統計開始以来、最悪となったことし4月の14.7%以降、3か月連続で改善しましたが、2ポイント以上改善した前の月と比べると改善幅は小幅になりました。

また、農業分野以外の就業者の数は前の月より176万人増加しましたが、479万人の増加だった前回と比べて伸びが鈍りました。

これは、アメリカで新型コロナウイルスの感染が再び拡大していることを受けて失業保険の申請件数が増加傾向となるなど、休業を余儀なくされたレストランなどで従業員を解雇する動きが見られているためです。

トランプ政権は経済活動の再開に伴う失業率の改善を受けて雇用の回復に自信をのぞかせてきましたが、感染拡大がおさまらないことで失業率の高止まりが続くことが懸念されます。

#経済統計