韓国 新型コロナ再び感染拡大 スポーツの試合を無観客に #nhk_news https://t.co/KbXhjDJjhj
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年8月15日
韓国では、新型コロナウイルスの新たな感染者数は、今月に入って1日当たり数十人程度で推移していましたが、13日は103人、14日は166人と、感染が再び拡大していて、その多くがソウルと、隣接するキョンギ(京畿)道に集中しています。
感染が拡大している背景には、夏休みで人の移動が増えたり、雨が続き換気の悪い室内で過ごす時間が長くなったりしていることがあると指摘されていて、教会や飲食店などで集団感染が相次いで確認されています。
こうした中、韓国政府はソウルとキョンギ道の対策を強化することを決め、住民に2週間はほかの地域への移動を控えるよう呼びかけるとともに、室内で50人以上、屋外で100人以上の集会を開かないよう勧告したほか、先月下旬から観客を入れ始めたプロ野球などスポーツの試合は、再び無観客で行うよう求めました。
パク・ヌンフ保健福祉相は「大規模な再流行の初期の兆しにも見える」と強い危機感を示し、対策を徹底するよう市民に求めています。
米韓合同軍事演習 参加者が新型コロナ感染 開始を2日間延期 #nhk_news https://t.co/5VA3eduIp6
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年8月15日
韓国軍の関係者は、今月16日から28日まで行う予定だった米韓合同軍事演習について、参加者の中に新型コロナウイルスの感染者が確認されたため、演習の開始を2日間延期し、18日から実施すると明らかにしました。
韓国の通信社、連合ニュースによりますと、感染したのは韓国陸軍の20代の幹部で、14日に感染が確認されたということです。
これまでの検査では、この幹部の濃厚接触者およそ70人の中に感染者は確認されていませんが、関係者500人について検査中で、連合ニュースはさらに影響が出る可能性もあると伝えています。
アメリカ軍と韓国軍は朝鮮半島有事を想定した合同軍事演習を例年春と夏に行っていますが、ことしの春はウイルスの影響で見送られ、今月の演習もアメリカ本土などから兵士が参加するのは難しく、規模は例年より大幅に縮小される見通しでした。
一方、北朝鮮はこれまで合同軍事演習の中止を繰り返し求めており、演習に反発することも予想されています。
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