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自民党の安倍元総理大臣は、韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)次期大統領が派遣している代表団と会談しました。安倍氏慰安婦問題をめぐる日韓合意の履行などを求めたのに対し、代表団は「双方の努力が重要だ」とこたえました。

会談は27日午後、議員会館の会議室でおよそ30分間行われ、安倍氏は総理大臣当時の2015年の慰安婦問題をめぐる日韓合意について「破棄されたのは残念だ」と述べ、履行するよう求めました。

また太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題については「日本企業の資産を差し押さえて売却する『現金化』は避けなければならない」と指摘しました。

これに対し代表団は「日韓双方の努力が重要だ」とこたえたということです。

一方、会談では北朝鮮への対応について、日韓両国やアメリカを加えた3か国による緊密な連携が不可欠だという認識で一致しました。

韓国の脱北者団体が28日明らかにしたところによりますと、26日までの2日間にわたり、南北の軍事境界線に近い韓国北西部のキンポ(金浦)付近から、20の大型風船を使って北朝鮮に向けてキム・ジョンウン総書記を批判するビラ100万枚を飛ばしたということです。

公開された映像には大量のビラが入った袋のほか、「検察官が首領になった偉大な国、大韓民国」と書かれたユン・ソギョル(尹錫悦)次期大統領の写真などが取り付けられた風船が夜空に上がっていく様子が映っています。

脱北者団体は、「核・ミサイルで韓国や人類を脅している」などとキム総書記を批判するとともに「ムン・ジェイン文在寅)政権はひと言も反論できていない」と主張しています。

この団体をめぐってはおととし、同じようなビラを飛ばしたのをきっかけに、北朝鮮が南北融和の象徴とされた共同連絡事務所を爆破していて、韓国で来月10日に5年ぶりの保守政権が発足するのを控えて、反発を強める可能性もあります。

韓国軍の関係者によりますと、アメリカ軍と韓国軍が朝鮮半島有事を想定して今月18日から行っていた合同軍事演習は、28日、終了したということです。

演習では、新型コロナウイルスの感染状況などを理由に、兵力を動員した野外での機動訓練は行われず、コンピューターを使った図上演習を通じて連携を確認しました。

これに対し、演習に反発していた北朝鮮は、今月25日に大規模な軍事パレードを行い、ICBM大陸間弾道ミサイル級の「火星17型」や、新型とみられるSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルなど最新兵器を誇示しました。

また、キム・ジョンウン金正恩)総書記は演説で「核武力を最大限の速度でさらに強化、発展させるための措置をとっていく」として、核・ミサイル開発を一段と加速する姿勢を鮮明にしました。

韓国では、ユン・ソギョル(尹錫悦)次期大統領が来月10日に就任し、5年ぶりに保守政権が発足するほか、来月21日にはアメリカのバイデン大統領との初めての首脳会談が予定されています。

こうしたタイミングを捉えて、北朝鮮がさらなる弾道ミサイルの発射や7回目の核実験に踏み切る可能性も指摘されていて、関係国は警戒を続けています。

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