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パレスチナの最大政治勢力ファタハと、ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスは24日、それぞれ、代表がトルコのイスタンブールで協議し、半年以内に暫定自治政府のトップなどを決める選挙の実施を目指すことで合意したと発表しました。

パレスチナでは2005年の議長選挙、そして2006年に議会にあたる自治評議会の選挙を最後に、こうした選挙が行われておらず、背景には政治勢力間の対立や、イスラエル側の思惑があるとみられています。

その一方で、対立を続けてきたファタハハマスは、イスラエルUAEアラブ首長国連邦や、バーレーンとの国交正常化の合意を受け、パレスチナとして一致した対応をとれるよう協議を重ねていました。

パレスチナ側は今後、選挙の実施方法や期日などについて、ほかの政治勢力も交えて協議を進めていく方針ですが、実際の選挙実施に向けて、どのように手続きを進めるのかが焦点となっています。

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