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茂木外務大臣は日本時間の4日夜、訪問先のクウェートで、サバハ前首長の死去に伴って即位したナワフ首長と面会し、哀悼の意を伝えました。

クウェートを訪れていた茂木外務大臣は空港内の施設で、先月死去したサバハ前首長の弟で新たに即位したナワフ首長とおよそ15分間面会しました。

茂木大臣は「サバハ前首長は中東と国際社会の平和と安定のために重要な役割を果たされた。日本との関係を常に気にかけてくれた前首長を失ったことは大きな損失だ」と哀悼の意を伝えました。

これに対しナワフ首長は「心温まる追悼のメッセージをいただいた」と謝意を示しました。

また茂木大臣は、中東地域の緊張緩和と情勢の安定化に向けて、日本が積極的に外交努力を続ける姿勢は変わらないとして、引き続きクウェートと緊密に連携する考えを伝え、ナワフ首長も日本との協力関係をさらに発展させる意向を示しました。

サウジアラビアではことし3月、新型コロナウイルスの封じ込め対策としてイスラム教の聖地への巡礼を原則停止する異例の措置をとり、年に1度実施される特別な大巡礼「ハッジ」でも国内のみを対象に人数を大幅に制限しました。

サウジアラビア政府は4日、制限を緩和し、巡礼者を国内に住む人に限り人数を制限して再開し、聖地メッカでは未明からマスクをつけた巡礼者たちが間隔をとりながらカーバ神殿の周りを回ったり礼拝したりしていました。

政府は緩和の理由について明らかにしていませんが、国内での感染者数がことし6月にピークを迎えて以降減少傾向となっていることや、原油安やウイルスの拡大による影響などで失業率が急上昇していることなどから、経済活動を優先させたものとみられます。

サウジアラビアにとって全世界からイスラム教徒が訪れる聖地巡礼は重要な外貨獲得の手段でもあります。

政府は来月からは一部の国に限って国外からの巡礼も認める方針で、落ち込んだ国内経済を立て直したいねらいがあります。

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