https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

フランスでは、10月30日から導入された全国一律の外出制限で、飲食店や小売店などは店内での営業が原則として禁止され、10月上旬に6万人を超えていた1日の新たな感染者数は、最近は2日連続で2万人を下回るなど減少傾向にあります。

制限の期限となる12月1日を前に、マクロン大統領は24日夜、国民向けのテレビ演説を行います。

地元メディアは、演説では外出制限の段階的な緩和を発表し、小売店については感染予防策を強化した上で営業を認めるほか、宗教施設や劇場、映画館も再開を認める可能性があると伝えています。

フランス政府は11月27日から予定されていた「ブラックフライデー」と呼ばれるセールを1週間延期させていて、消費が活発になるクリスマスシーズンを前に営業再開を認めることで、小売店への打撃を抑える狙いもあると見られます。

一方で、飲食店の営業は引き続き原則として禁止されるとも伝えられていて、集中治療室で4000人以上が治療を受けるなど医療現場で厳しい状況が続く中、マクロン大統領が制限の緩和にどこまで踏み込むかが焦点となります。

イタリア政府は23日、新型コロナウイルスに感染して死亡した人が新たに630人確認されたと発表しました。

これでイタリアの死者は合わせて5万453人となり、ヨーロッパではイギリスに続いて5万人を超え、世界で6番目に多くなっています。

イタリアでは10月から感染が急速に拡大し、2か月近くで110万人以上の感染者が新たに確認されたほか、11月だけで1万人を超える人が亡くなっています。

これを受けて政府は11月6日から全土で夜間の外出を制限しているほか、ミラノのある北部ロンバルディア州や、ナポリのある南部カンパーニャ州など8つの地域については、感染が深刻だとして日中も外出を制限しています。

ただ、保健省の顧問が地元メディアに対し、この1か月で全国の医師や看護師合わせておよそ2万7000人が感染したことを明らかにし、「病院の負担が大きすぎる。この状態が続けば、患者を治療できなくなる」と訴えるなど、医療体制への懸念が強まっています。

d1021.hatenadiary.jp

#EU