EU 各国で抗原検査を拡充 新型コロナ感染 再度の急速拡大受け #nhk_news https://t.co/exRSnM6pUz
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年10月28日
ヨーロッパではフランスやスペインで新型コロナウイルスの感染者がそれぞれ100万人を超えるなど感染が再び急速に拡大しています。
EUのフォンデアライエン委員長は28日、感染の抑制に向けた新たな方針を発表しました。
それによりますと、1億ユーロ、日本円で120億円余りを投入し、各国で抗原検査を拡充させるとしています。抗原検査はPCR検査に比べて精度が低く感染している人でも陽性とならない場合もありますが、大幅に短い時間で結果が得られるのが特徴です。
方針には、加盟国が個別に導入した感染者の追跡などに使うアプリを連動させ、国境を越えても活用できるようにする措置も盛り込まれました。
これらは29日にオンライン形式で開かれる臨時のEU首脳会議で議論される予定です。
また、新型コロナウイルスのワクチンについて、フォンデアライエン委員長は記者会見で「かなりの量の供給が来年4月から始まるはずだ」と述べたうえで、最大で月に2000万から5000万回分が供給されるとの見通しを示しました。
ドイツ 全国の飲食店や劇場の閉鎖を発表 来月2日から約1か月間 #nhk_news https://t.co/MRfHSRBoqZ
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年10月28日
ドイツでは先週以降、1日当たりの感染者が1万人を超える日が続き、28日には1万4964人とこれまでで最も多くなりました。
メルケル首相は28日、記者会見を行い、感染が広がるスピードが速くなっているとして危機感を示したうえで、来月2日から30日まで、レストランやバー、それに映画館や劇場などを閉鎖すると発表しました。
同時に、今回の措置で一時的に閉鎖に追い込まれる企業などに補償を行うため、最大で総額100億ユーロ、日本円にして1兆2000億円余りの支援を行うことを明らかにしました。
このうち従業員50人以下の企業の場合は去年11月分の売り上げの75%が支給されるということです。
一方、小売店の営業や、学校や保育園への通学・通園については引き続き感染対策を徹底したうえで認めるとしています。
メルケル首相は「今、行動しなければならない。全国的に医療システムが窮地に陥る状況は避けなければならない」と述べて再び厳しい措置をとることに理解を求めました。
フランス 感染再拡大で全国一律の外出制限 今月30日から #nhk_news https://t.co/3Honq1eju2
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年10月28日
フランスでは新型コロナウイルスの感染が再び急速に広がっていて感染者はヨーロッパで最も多く120万人を超えました。1日の死者の数も27日には500人を超え、医療現場の状況も深刻化しています。
マクロン大統領は日本時間の29日午前4時から国民に向けてテレビ演説を行い「今、感染拡大にブレーキをかけないと病院はすぐにいっぱいになり医師は助ける患者を選ばなければならなくなる」と述べて現状に強い危機感を示しました。
そのうえで今月30日から12月1日までの1か月余り、全国一律で通勤や健康上の理由などを除く外出を制限すると発表しました。
生活必需品を取り扱う店以外は営業ができなくなるほか、飲食店は閉鎖されます。詳細は29日に明らかにするとしています。
外出制限はことしの春以来、5か月半ぶりとなります。ただ、春とは異なり、小学校や中学校は休校にしませんでした。一方で大学などの高等教育機関についてはオンラインの授業しか認めないとしています。
フランスでは2か月近くに及んだ春の外出制限で経済が深刻な打撃を受けていて、マクロン大統領は「経済が止まり崩壊してはいけない」と述べ、外出制限の中でも製造業や農業、建設業などは続くと強調しました。
フランス政府はこれまで経済への影響を少なくするため夜間の外出禁止などより緩やかな措置で乗り切ろうとしてきましたが、感染拡大に歯止めがかからず規制のさらなる強化に踏み切る結果となりました。
パリ南部の飲食店では店員や食事に訪れた人たちがマクロン大統領のテレビ演説を見守り、全国一律の外出制限となることが発表されると、店内からは小さな悲鳴のような声やため息が聞かれました。
店員の男性は「今後どのように収入を得られるのかわからず本当に厳しいです。1回目の外出制限が終わってからも売り上げは50%ぐらいにしか戻っておらず、こんな状況で再び外出制限になるのは最悪です。今後のことは、あす、ほかの店員たちと話し合います」と話していました。
また、客の女性は「また外出制限になるなんて悔しいです。レストランやバーがたくさん潰れてなくなってしまうのではないかと心配です」と話していました。
フランスでは夏のバカンスの時期にあたることし8月ごろから新型コロナウイルスの感染が再び拡大し始めました。1日当たりの感染者は7月には多くても1000人前後でしたが、今月に入って2万人、3万人と増え、今月25日には5万2000人を超えました。感染者は今月だけで60万人以上増え、ヨーロッパで最も多くなっています。
感染拡大とともに急速に増えているのが重症化して集中治療室に運ばれる人です。集中治療室に占める新型コロナウイルスの患者の割合は一時は10%を切っていましたが、今月27日の時点で60%近くにまで迫り、医療現場への負担が増しています。今月27日にはウイルスへの感染で500人を超える人が死亡し、ことし4月並みの水準となっています。
感染が再び広がった背景の一つとして指摘されているのが、予防策の徹底不足です。フランスでは公共の場でのマスクの着用は広がりましたが、フランス公衆衛生局の意識調査では、厳しい外出制限が終わった直後のことし5月中旬には70%以上が人と集まることを避けていたのに対し、9月中旬にはその割合は32%余りと大幅に低くなりました。中でも18歳から24歳の若者は22%にとどまっています。
フランス 新聞社が預言者の風刺画再掲載 反発さらに強まるか #nhk_news https://t.co/06zjSdf53H
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年10月28日
フランスで今月、イスラム教の預言者の風刺画を生徒に見せた教員が殺害された事件をめぐって、マクロン大統領が表現の自由を守るなどと発言したことを受け、中東やアジアのイスラム圏では反発が広がっています。
風刺画はフランスの新聞社「シャルリ・エブド」が以前に掲載したもので、この新聞社は28日付けの紙面で再びイスラム教の預言者とマクロン大統領への批判を強めているトルコのエルドアン大統領を風刺する絵を掲載しました。
この絵についてエルドアン大統領は「預言者の侮辱は表現の自由ではなく、われわれにとっては名誉の問題で黙っているのは死んだも同然だ」と述べ、必要な法的措置や外交上の措置を取る考えを示しました。
イスラム教では預言者を風刺画などで表現することは教えに反するとされており、イスラム圏ではすでにフランス製品の不買運動や抗議デモが相次いでいて、今後、反発がさらに強まることが予想されます。
イランの首都テヘランでは28日、フランス大使館前で抗議デモが行われました。
大使館前には数百人が集まり「フランス製品をボイコットする」とか「マクロンは黙れ」などと書かれたプラカードを掲げ、フランス政府の対応を非難していました。
デモに参加していた19歳の男性は「根拠のない侮辱で預言者の名を汚すのは許せない。これは偽物の表現の自由だ」と話していました。
また、31歳の男性は「彼らが言っているのは表現の自由ではない。考えを改めるべきだ。フランス政府はみずからの誤りを認め、イスラム教徒に謝罪すべきだ」と話していました。
仏 ニースの教会に刃物男 3人が死亡 テロか #nhk_news https://t.co/0Pa574Gbfq
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年10月29日
フランス南部ニースにある教会で29日午前9時ごろ(日本時間29日午後5時ごろ)、男が居合わせた人たちを刃物で襲い、教会の関係者など男女3人が死亡しました。
襲った男は警察官に銃で撃たれてけがをし、拘束されたということです。
地元の市長によりますと、男は拘束される際、アラビア語で「神は偉大なり」を意味する「アラー・アクバル」と叫んでいたということです。
検察はテロの疑いもあるとみて捜査を始めました。
事件を受けて内務省に対策本部が設けられ、マクロン大統領が急きょ現場に向かい、カステックス首相も議会下院の演説を途中で切り上げて対応に当たっています。
フランスでは今月16日、パリ郊外で、表現の自由を教える際にイスラム教の預言者の風刺画を生徒に見せた男性教員が男に刃物で殺害されるテロ事件があったばかりです。
ニースはフランス南部のコート・ダジュール地方にあるフランスを代表するリゾート地です。
事件の現場となったのは、1860年代に建てられたニース最大の教会で、地元の人たちや観光客に親しまれてきました。
教会から南に700メートルほどの場所には、高級ホテルが建ち並ぶ「プロムナード・デ・ザングレ」と呼ばれる、全長3.5キロにおよぶ海岸沿いの遊歩道があります。
ここでは、4年前の2016年7月、革命記念日の花火を見に来た人たちに大型トラックが突っ込み、市民や観光客86人が死亡するテロ事件が起きています。
just saw on @msnbc a poll showing that some 80% of Europeans favored VP Biden over president Trump. As if this president needed additional reasons to dislike our allies.
— Richard N. Haass (@RichardHaass) October 28, 2020
Truth be told, growing up, I always preferred Arnold Palmer to Jack Nicklaus. #ArniesArmy https://t.co/6kok2wDpKH
— Richard N. Haass (@RichardHaass) 2020年10月29日
#authoritarian#権威主義
#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制
#米大統領選
#EU
コロナ感染より「コロナ風評被害」を恐れる日本人 (内藤忍) https://t.co/j0GYO3ejMd
— BLOGOS (@ld_blogos) 2020年10月29日
[ライフ] #新型コロナウイルス #blogos
コロナ感染よりも、感染を世間に知られることを恐れる。フランスをはじめとする欧州などでは感染者が再拡大している中、日本だけが何だか独自のコロナ対応をしています。