イラン ジャーナリストに死刑執行 反政府デモ扇動などの罪で #nhk_news https://t.co/GT7KiAJKyS
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年12月12日
死刑が執行されたのは、イラン出身のジャーナリスト、ルホラー・ザム氏です。
イランの国営通信によりますと、ザム氏は、2017年12月に起きた反政府デモを扇動した罪や、誤った情報を拡散させた罪などに問われ、ことし6月に死刑判決を言い渡されました。
2017年の反政府デモでは、物価の高騰などに不満を募らせた市民による抗議活動がイラン各地に広がり、最高指導者ハメネイ師も批判の対象となりました。
イギリスの公共放送BBCは、当時、ザム氏はフランスのパリを拠点に、機密性が高いとされるSNSの「テレグラム」を使ったニュースサイトを運営し、およそ140万人のフォロワーに向けて、抗議活動の映像や政府を批判する情報を発信していたとみられると伝えています。
ザム氏に対する死刑をめぐって、国際的な人権団体アムネスティ・インターナショナルは「抑圧の武器として、死刑が使われている」とイラン当局を非難し、執行を取りやめるよう訴えていました。
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