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北朝鮮の国営メディアを分析しているラヂオプレスによりますと、北朝鮮国営の朝鮮中央通信朝鮮中央テレビなどがことし1月1日から27日までに伝えたキム・ジョンウン委員長の動静は53件でした。

これは去年の113件の半分以下で、キム委員長が最高指導者として活動を始めた2012年からの9年間で初めて100件を下回って最も少なくなっています。

ことしの動静の内訳では、党の会議や台風の被災地の視察など国内関係が34件と最も多く、次いで弾道ミサイルの発射など軍関係が15件で、対外関係は朝鮮戦争の中国兵の墓地視察1件のみとなっています。

北朝鮮はことしに入り新型コロナウイルス対策で中国との人の往来や物資の移動を厳しく制限し、防疫対策を強化していて、キム委員長も感染を警戒して公の場での活動を控えた可能性があります。

北朝鮮はWHO=世界保健機関に対し、およそ1万人を検査した結果、感染者は1人も出ていないと報告しています。

北朝鮮では年明けの来月上旬に党の最高指導機関と位置づける党大会が開催され、キム委員長が演説する見通しです。

ロシア国営のタス通信などによりますと、イギリスの情報機関に所属しながら長年にわたって、ソビエトに機密情報を提供していたジョージ・ブレイク氏が26日、98歳で死去しました。

ブレイク氏は、イギリスの外交官という立場で韓国に駐在していた際に朝鮮戦争が勃発し、北朝鮮がソウルを占領した際に拘束されました。

ブレイク氏はこの時、アメリカ軍による北朝鮮への爆撃を目の当たりにして、共産主義に転向したということです。

その後、朝鮮戦争休戦で帰国しますが、イギリスの情報機関に所属しながら旧ソビエト二重スパイとして活動し、イギリスとアメリカがソビエトの通信を盗聴するためにベルリンの地下に掘ったトンネルの存在や、東ヨーロッパなどで活動するイギリスのスパイの情報をソビエト側に提供しました。

1961年に二重スパイが発覚して逮捕され、イギリスで禁錮42年の判決が言い渡されますが、刑務所から脱獄してソビエトに亡命し、その後、モスクワで暮らしていました。

ソビエトが崩壊したあとのロシアでも英雄視されて多くの勲章を授与されたほか、プーチン大統領も26日、ブレイク氏の死去に弔意を示しました。

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