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これは「福井銀行」と「福邦銀行」が14日、福井市内で記者会見して明らかにしました。

それによりますと福井銀行は、ことし7月以降に福邦銀行が行う第三者割当増資を引き受ける形で50億円を出資したうえで、今後、子会社化を目指すとしています。

両行は今後、店舗の集約やシステムの共同化など更なる合理化を進めるとともに、福井銀行福邦銀行の2つのブランドは維持する方針です。また福邦銀行は12年前に投入された公的資金60億円を来年度中に返済するとしています。

福井銀行福邦銀行の子会社化を目指すのは、人口減少や超低金利に加え、新型コロナウイルスの感染拡大で地方銀行の経営環境が厳しさを増す中、合理化を進めて収益力を高め、生き残りを図るねらいがあります。

福井銀行の林正博頭取は記者会見で「長期的な超低金利や人口減少などの構造的な問題を抱え、新型コロナウイルスの感染拡大が続くことを見据え、両行の財務基盤を強め、競争を勝ち抜きたい」と述べました。

ふくおかフィナンシャルグループ」は、若い世代を取り込もうとスマホのアプリ上で金融サービスを提供する「みんなの銀行」をことし5月下旬から始めることになり、14日、東京都内で記者会見を開き、具体的なサービスの内容を発表しました。
それによりますと、24時間・365日、スマホ上で口座の開設や借り入れができるほか、口座と直結したデビットカードの機能や口座の取り引き履歴を分析し、利用者に合ったサービスを提案する機能などを盛り込む計画です。

横田浩二頭取は、会見の中で「これまでのしがらみから離れてゼロベースで新しい銀行を立ち上げた。次の時代の銀行像を探求して、イノベーションを起こしていきたい」と述べ、3年後に20億円の黒字を目指す方針を明らかにしました。

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