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日本チェーンストア協会によりますと、全国の主なスーパー1万975店の去年1年間の売り上げは、12兆7597億円で、前の年も営業していた既存店どうしの比較で0.9%増えました。

スーパーの1年間の売り上げがプラスとなるのは、前年の消費税率引き上げの反動増があった2015年以来、5年ぶりです。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、自宅で食事をする人が増えたことなどから、売り上げの7割近くを占める「食料品」が4.7%増加しました。

一方、在宅勤務が広がったことなどから、「衣料品」は16.9%減少し、今の方法で統計を取り始めた1977年以来で最大の下げ幅となりました。

日本チェーンストア協会の井上淳専務理事は記者会見で「全体ではプラスとなったが感染症の影響であり、喜ばしいことではない。消費者の価格に対する目は厳しくなってきており、数字ほど購買力が強いという実感はなく感染症に左右される傾向が当面、続くだろう」と述べました。

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