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ロシア北極圏のヤマル半島やシベリアなどでは、2014年から巨大な穴が相次いで確認され、周囲にあるパイプラインなどへの影響が懸念されています。

これらの巨大な穴は、永久凍土に閉じ込められていたガスが何らかの理由で爆発してできるのではないかとみられていますが、詳しいことは分かっていません。

こうした中、ロシア科学アカデミーなどの研究チームは、去年7月に発見された17個目の穴について、はじめてドローンを使って内部を撮影し、分析した結果を先月発表しました。

それによりますと、この穴は直径25メートル、深さおよそ30メートルの大きさで、穴の底の部分には横に広がる大きな空洞があることが明らかになりました。

穴の内部の構造がここまで詳しく分かったのは、初めてだということです。

研究チームを率いるロシア科学アカデミー石油ガス研究所のボゴヤブレンスキー副所長はNHKのインタビューに応じ、「温暖化の影響で永久凍土が溶けて強度を失っている」と述べ、今後、穴ができるメカニズムを解明したいとしています。

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アイスランドでは先月下旬以降、地震が相次いでいて、現地の気象当局は、これまでに観測された揺れは2万回以上に上るとホームページで公表しています。

地震の規模は小さなものが多いものの、マグニチュード5以上の地震が先月24日から今月1日までの間に合わせて4回起きているということです。

また、現地時間の6日正午までの48時間におよそ2700回の揺れが観測され、気象当局などは「今後も揺れが続き、噴火が起きる可能性もある」として警戒を続けています。

アイスランド政府は今後、噴火した場合について、地表の割れ目から溶岩がゆっくりと流れ出るタイプの噴火が予想されるとしています。

あわせて、火山灰が広範囲に及ばない可能性も指摘し、2010年にアイスランドで起きた噴火でヨーロッパ各国で空港閉鎖などを引き起こしたときのような影響はないとみられるという見方も示しています。

#気象・災害