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ミャンマー第2の都市マンダレーでは、13日も通りに座り込むなどしてクーデターに抗議していた市民に対し、治安部隊が発砲を繰り返しました。

建物の屋上などから狙撃手が銃撃していたとする目撃情報もあり、地元メディアは少なくとも5人が死亡したと伝えています。

当時の状況を撮影した映像では、倒れて動けなくなった人があちらこちらにいて、けが人を抱えながら逃げ惑う人たちの姿が見られます。

地元メディアによりますと、最大都市のヤンゴンや中部のバゴーなどでも死者が出て、ミャンマー全土で13日、1日で少なくとも10人が死亡しました。

国連の今月11日時点でのまとめと合わせると、死者はこれまでに少なくとも80人に上っています。

ミャンマーの治安部隊の行為は、国連の人権理事会の会合で「人道に対する罪」にあたる可能性があると指摘されるなど、国際社会から再三にわたって非難の声があがっているにもかかわらず、暴力による犠牲者が増え続けています。

一方、ミャンマーの独立系有力メディアの「イラワディ」は、クーデターに対する抗議活動を伝える中で軍をさげすむ報道を行ったとして告発されたことを明らかにし、軍はメディアに対する圧力もさらに強めています。

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