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インテルは23日、アメリカ西部アリゾナ州にある拠点に200億ドル、日本円で2兆1600億円を投じ、新たに2つの工場を建設すると発表しました。

また、今回の新規投資を使って、「ファウンドリー」と呼ばれる他社の製造を請け負う事業にも参入します。

先月、CEO、最高経営責任者に就任したばかりのゲルシンガー氏は、「インテルの技術革新と半導体生産の新たな時代を切り開く」と述べ、巨額投資に踏み切る方針を示しました。

半導体は、世界的に供給が追いつかない状態が続き、世界各地で自動車メーカーが生産を一時見合わせたり、減産したりするなどの影響が出ていて、バイデン政権は半導体事業の強化を掲げています。

また、日本では大手のルネサスエレクトロニクス茨城県の工場が火災で半導体生産の中断を余儀なくされ、日本政府も半導体の供給網=サプライチェーンの強化に向け、検討を始めています。