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この店舗はコンビニ大手のファミリーマートが東京駅近くのビルの1階に31日オープンし、30日は報道陣に店内が公開されました。

天井に設置した48のカメラと商品棚のセンサーで入店した客の動きを把握し、誰がどの商品を手に取ったかを識別します。

そして、客が出口付近にあるタッチパネルに近づくと商品の一覧と代金を表示し、現金やICカードなどで決済する仕組みです。

また、バックヤードにいる従業員がタッチパネルにあるカメラで客の年齢確認を行い、酒類も販売します。

会社は、レジの担当が不要になり、従業員1人でも店舗を運営できるため省力化につながるとしています。

コンビニ業界ではセブン‐イレブンやローソンも同じような店舗の実証実験を行うなど、課題となっている人手不足の解決に向けた取り組みが進んでいます。

ファミリーマートの狩野智宏執行役員は「人手不足が常態化しているが、この仕組みなら作業を半分にできる。今後も改善を繰り返し、新しいモデルとして展開したい」と話していました。