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ミャンマーでは7日、最大都市ヤンゴンで軍が「戦略的パートナーだ」としている中国の製品を購入しないよう呼びかけるデモが行われるなど全国各地で抗議活動が続いています。

これに対し、軍は激しい弾圧を続けていて、地元のメディアはこのうち北西部の町カレーで軍がデモ隊に対して機関銃や手投げ弾を使用したと伝えています。

そして7日の1日だけで全国で少なくとも13人が死亡し、犠牲者はさらに増えるおそれがあると伝えています。

現地の人権団体によりますと2月1日のクーデター以降市民の犠牲者は598人に上っています。

一方、デモ隊に協力する少数民族武装勢力に対して空爆を続けている軍は7日も南東部の隣国タイとの国境近くまで地上部隊を進め、カレン族武装勢力と激しい戦闘となりました。

また、軍は7日夜、国営テレビで著名人が自身の名声を使って職務を放棄する「市民不服従運動」に人々を駆り立てているとして、俳優や歌手のリストを示して指名手配をしたと発表し抗議活動に対する締めつけを一段と強めています。

ロイター通信など複数のメディアは8日、ロンドンにあるミャンマー大使館が武官らに占拠され、チョー・ズア・ミン大使が大使館から閉め出されたと伝えました。

チョー・ズア・ミン大使は建物の外で「ロンドンの真ん中でクーデターが起きたようなものだ。私はミャンマー大使であり、ここは私の建物だ」などと話しました。

大使は先月8日、軍に拘束されたアウン・サン・スー・チー氏の解放を求める声明を発表するなどクーデターに批判的な立場で、イギリスのラーブ外相は声明は勇気あるものだと称賛していました。

この声明を受けてミャンマー軍は、国営メディアを通じて大使は与えられた任務を行わなかったなどとして召還することを明らかにしていました。

ロイター通信は複数の外交筋の話として、武官とともに大使の閉め出しに関わった次席大使が代理大使に就いたと伝えています。

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