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国連でミャンマー問題を担当するヘイザー特使はミャンマーの首都ネピドーを訪問し、17日に軍のトップ、ミン・アウン・フライン司令官と会談しました。

国連によりますと会談でヘイザー特使は、ミャンマーでのあらゆる暴力の即時停止や人権と法の支配の尊重、それに拘束されているすべての人を釈放するよう求めました。

またヘイザー特使はアウン・サン・スー・チー氏との面会を要請しましたが面会はできなかったということです。

国連の特使はミャンマー軍が去年2月にクーデターを起こして以降、対話による事態の打開を目指してミャンマー訪問を模索していましたが訪問が実現したのは今回が初めてで、両者は今後も率直な対話を行うことで合意したということです。

ただ国連の特使が軍のトップと会談することについて軍の統治を認めることにつながりかねないと批判的な意見もあることから、ヘイザー特使は声明で「私の訪問は国連の懸念を伝えるためのもので、いかなる意味でも正当性を与えるものではない」と強調しました。

ジャーナリストの久保田徹さんは先月30日、最大都市ヤンゴンで軍に対する抗議デモが行われていた際、治安当局に拘束され、その後、観光ビザで入国して抗議デモを撮影したとして、入国管理法違反などの疑いで訴追され、16日、非公開で裁判が行われました。

久保田さんの裁判について軍が設置した「国家統治評議会」の報道官は17日の会見で、久保田さんが電子通信に関する法律にも違反した疑いがあるとして、追加の訴追を検討していることを明らかにしました。

この法律違反について軍は具体的に明らかにしていませんが、報道官は主権国家として見逃すわけにはいかない。解放は法律の手続きに基づくことになる」と述べました。

現地の日本大使館は外交ルートなどを通じて解放に向けた働きかけを行っていますが、裁判は今後も続くとみられ、拘束がさらに長引くおそれが出ています。

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