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イラン原子力庁のカマルバンディ報道官は、11日朝、中部ナタンズにある核施設で電気系統に問題が起きたと発表しました。

詳細は明らかになっていませんが、けが人などはなく、原因を調査中だとしています。

この施設はイランの核開発で中心的な役割を担っていて、10日には、ロウハニ大統領がウラン濃縮に使う高性能の遠心分離機を新たに稼働させたと明らかにしたばかりでした。

ナタンズの核施設では去年7月、遠心分離機を開発する建物で爆発や火災が起きていて、イラン政府は敵対するイスラエルが関与した破壊工作だと主張しています。

イランの核開発問題をめぐっては、アメリカのバイデン政権がトランプ前政権が離脱した核合意への復帰を目指していて、アメリカとイランの代表団は今月からEUヨーロッパ連合などを介し間接的な協議を始めています。

一方、イランと敵対するイスラエルは核合意に反対しています。

イラン原子力庁の報道官は、11日朝、中部ナタンズにある主要な核施設で電気系統に問題が起きたと発表しました。

詳細は明らかにしていませんが、けが人などはいないとしています。

この核施設をめぐっては、10日、ロウハニ大統領が、ウラン濃縮に使う高性能の遠心分離機を新たに稼働させたと明らかにしたばかりでした。

サレヒ原子力庁長官は、今回のトラブルについて「テロ行為だ」として、何者かの攻撃を受けたという見方を示し、今後、報復も辞さない構えを示しました。

施設では去年7月、遠心分離機を開発する建物で爆発や火災が起き、イランは、敵対するイスラエルによる関与を指摘していました。

また、今回のトラブルについてイスラエルの複数のメディアは、西側諸国や情報当局者の話としてイスラエルの情報機関モサド」によるサイバー攻撃の可能性があると伝えています。

イランの核開発問題をめぐってはアメリカのバイデン政権が、前政権が離脱した核合意への復帰を目指す中、アメリカとイランの代表団は今月から間接的な協議を始めていますが、イスラエルアメリカの復帰に反対の立場を繰り返し示しています。

国営通信によりますと、この問題をめぐり、ザリーフ外相は12日「われわれはイスラエルに報復する」と述べ、イスラエルを名指しし報復措置をとる考えを示しました。

イランの核開発問題をめぐってアメリカは、前政権が離脱した核合意への復帰を目指し、制裁の解除などについてイランとの間接協議を始めていますが、イスラエルアメリカの合意復帰に反対しています。

イラン外務省の報道官は12日イスラエルは、イランへの制裁解除が実現しないよう躍起になっている」と述べ、イスラエルが混乱を引き起こし協議の進展を妨害しようとしているという見方を示しました。

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