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航空大手の「ANAホールディングス」は23日、先月までの1年間のグループ全体の業績予想を修正し、売り上げの見通しを7400億円から7250億円に引き下げる一方、最終損益の赤字額は5100億円から4050億円に変更しました。

新型コロナウイルスの感染の再拡大で、売り上げが想定以上に落ち込みましたが、減便などのコスト削減の効果で赤字幅が縮小する見通しになったとしています。

自動車メーカーのホンダは、2040年に世界で販売する新車をすべてEV=電気自動車や水素で発電するFCV=燃料電池車にするという新たな目標を打ち出しました。ハイブリッド車を含めて、ガソリンエンジンを使う車をなくす目標を掲げたのは、国内メーカーでは初めてです。

EVとFCVは走行中に二酸化炭素を出さず、脱炭素の実現に向けて車の電動化への対応を加速させるねらいがあります。

国内の自動車メーカーではトヨタ自動車が今週、2025年までにEVを投入する車種を15に増やす計画を明らかにしたほか、日産自動車は2030年代の早い時期に主力市場に投入する新型車をすべてハイブリッド車を含む電動車にする目標を設けています。

パナソニックは、アメリカのソフトウエア会社「ブルーヨンダー」を71億ドル、およそ7600億円で買収し、完全子会社化すると発表しました。ものづくり主体の事業構造から脱却し、ハードとソフトを一体化して収益性を高めるねらいです。

発表によりますと、パナソニックが買収するのは、アメリカのソフトウエア会社「ブルーヨンダー」です。

この会社は、工場や倉庫と売り場を効率的につなぐ、いわゆるサプライチェーンシステム開発を手がけていて、アメリカの飲料大手コカ・コーラやドイツの物流大手DHLなど、世界76か国で3000社を超える顧客を持っています。

パナソニックは去年、860億円を出資して株式の20%をすでに取得しており、今回、残る株式をすべて買い取り、完全子会社化するということです。

投資額は71億ドル、およそ7600億円で、2011年に三洋電機パナソニック電工をおよそ8000億円で完全子会社化したとき以来の巨額投資となります。

パナソニックは収益性の低さが経営課題となっていました。

自社が得意とする顔認証技術やセンサーなどの製品と、ブルーヨンダー社のシステムを組み合わせることで付加価値の高いサービスを世界で展開し、ものづくり主体の事業構造から脱却し、収益性を高めるのがねらいです。

#アウトドア#交通