ゴーン容疑者の逃亡手助けした2人の初公判6月に 東京地裁 #nhk_news https://t.co/zqNrmcyURG
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年4月27日
日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン容疑者のレバノンへの逃亡を手助けした罪に問われている、アメリカ人の特殊部隊の元隊員ら2人の初公判が、6月14日に東京地方裁判所で開かれることになりました。元会長の逃亡劇の経緯がどこまで明らかになるかが焦点となります。
アメリカ軍の特殊部隊「グリーンベレー」の元隊員、マイケル・テイラー被告(60)と、息子のピーター・テイラー被告(28)は、おととし12月、特別背任などの罪で逮捕・起訴され、保釈中だった日産のゴーン元会長を大型のケースの中に隠してプライベートジェットに乗せ、レバノンへの逃亡を手助けしたとして、犯人隠避の罪に問われています。
この事件の初公判が6月14日の午後2時から東京地方裁判所で開かれることになりました。
関係者によりますと、捜査段階で2人は起訴された内容を認め、偽証の疑いで逮捕状が出ているゴーン元会長の妻のキャロル容疑者から逃亡の支援を依頼されたなどと説明していたということです。
またピーター被告には逃亡の前後に、ゴーン元会長側から合わせて1億4400万円相当が提供されていたことなどが、アメリカの裁判所に提出された捜査資料からわかっていて、裁判では世界を驚かせた元会長の逃亡劇の経緯が、どこまで明らかになるかが焦点となります。