米国防総省 アフガニスタン撤退へ 作戦指揮権を米中央軍に移譲 #nhk_news https://t.co/ff7JYO6zWL
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年7月13日
アフガニスタンの首都カブールでは12日、現地に駐留するアメリカ軍の司令官と中東地域などを管轄する中央軍の司令官が出席して式典が行われ、作戦の指揮権が中央軍に移されました。
アメリカのバイデン政権は、アフガニスタンからの軍の撤退を来月末までに完了させるとしていて、国防総省によりますと現地の撤退作業はこれまでに90%完了したということです。
オースティン国防長官は12日、イギリスのウォレス国防相との会談で「権限移譲は撤退の通過点にすぎず、来月末の撤退完了という目標に向けて順調に進んでいる」という認識を示しました。
一方、現地では反政府武装勢力タリバンが各地で攻勢を強めていて、アメリカのシンクタンクの調べによりますと、今月5日の時点で国内の半数を超える204地区を支配下に置いている一方、アフガニスタン政府の支配下にあるのは70地区にとどまっていて、治安のさらなる悪化が懸念されています。
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