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エチオピアでは、北部の州政府を担う少数民族ティグレの軍事部門が政府軍の基地を攻撃したのをきっかけに、先月5日までに政府軍による軍事行動が始まりました。

隣国エリトリアとの和平を成し遂げ、去年、ノーベル平和賞を受賞したアビー首相は、国際社会から平和的な解決策を求める声が出ていたにもかかわらず作戦を続け、28日になって、「北部の州都を制圧し、作戦は完了した」と発表しました。

一方、ティグレ側の戦闘員が山間部に逃れ、ゲリラ戦を展開する可能性が指摘されていて、ロイター通信は援助関係者の話として、戦闘が散発的に続いていると伝えています。

この間、4万人を超える人たちが隣国スーダンに難民として逃れたほか、国連によりますと、北部の州にいた10万人近くのエリトリアからの難民が行き場を失っていて、一部は、スーダンに逃れているということです。

国連はエチオピア政府と今月2日、北部の州で支援活動を行うことで合意しましたが、現地では食糧や燃料が不足したままで、人道危機が深まっています。

UNHCR=国連難民高等弁務官事務所エチオピアを担当するダナ・ヒューズ上席報道官が4日、NHKのオンライン形式の取材に応じました。

軍事行動以前から、北部の州では隣国エリトリアからの難民10万人近くが人道支援に頼ってキャンプで暮らしていますが、その多くが一連の戦闘で行き場を失っています。

戦闘が始まって以降は現地への立ち入りが制限され、ヒューズ上席報道官によりますと国連機関などが難民に食糧を届けられない状況が続いているということです。

ヒューズ上席報道官は、通信も遮断されているため、キャンプの状況は分からないとしたうえで、「本来なら来週は2か月分の食糧の配給を行う時期で、食糧が底をつくころだ。憂慮すべき事態で飢餓と栄養失調が非常に現実味を帯びてきている」と述べ、一刻も早く支援を再開させたいと訴えました。

一方、ヒューズ上席報道官は4万人を超える人たちが隣国スーダンに難民として逃れたことに関連して難民に直接、話を聞いたとしたうえで「食糧や水を求める声のほか、家族の安否を確認するために携帯電話を充電したいという声も寄せられている」と述べ、難民たちが置かれた現状を説明しました。

アメリカの国防総省は4日、アフリカ東部のソマリアに駐留するアメリカ軍の部隊を来年の早い時期に撤退させると発表しました。

撤退の対象となるのは対テロ作戦などを専門とする特殊部隊の兵士らおよそ700人と見られ、国防総省その一部を近隣諸国に再配置すると明らかにしたうえでソマリアで活動する過激派組織へは国境を越えて圧力をかけ続ける」としています。

トランプ政権は先月、アフガニスタンイラクに駐留する部隊を、来年新政権が発足する5日前の1月15日までに縮小させることを明らかにしたばかりです。

メディアは今回の撤退も今の政権の任期中に行われるという見通しを伝えており、外国に駐留するアメリカ軍の国内への引き揚げを訴えているトランプ大統領がその方針を改めて示した形です。

ただ、ソマリアでは今月議会選挙が行われるほか、来年2月には大統領選挙も予定されていて、イスラム過激派組織の活動の活発化が予想される中でのアメリカ軍の撤退は地域の情勢を一層不安定にしかねないとも指摘されています。

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