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韓国では8月15日は「光復節」と呼ばれ、朝鮮半島が日本の植民地支配から解放された記念日にあたり、ムン・ジェイン大統領は15日午前、ソウルで開かれた式典で演説しました。

この中でムン大統領は日本について「両国の懸案はもちろん、新型コロナウイルスや気候変動など世界が直面した脅威にともに対応するため対話の扉は常に開けてある」と述べ、対話に前向きな姿勢を示しました。

一方、ムン大統領は「歴史問題については国際社会の普遍的な価値と基準に合う行動と実践で解決していく。両国が知恵を集めて困難をともに克服し、隣国らしい協力の模範を示すことを期待している」と述べるにとどまり、慰安婦問題や太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題などでの具体的な対応には言及しませんでした。

こうした問題をめぐっては、日本側は韓国側に適切な対応を求めており、ムン大統領の残る任期が9か月を切る中、日韓関係の改善に向けた見通しは立たないままとなっています。

ムン大統領は15日の演説で、北朝鮮との関係についても触れました。

この中でムン大統領は、南北が共存して朝鮮半島の非核化と恒久的な平和を実現することが、北東アジア全体の繁栄に寄与すると強調したほか、新型コロナウイルスへの対応で北朝鮮と協力することに改めて意欲を示しました。

そのうえで「和解と協力の努力を止めなければ、想像以上の新たな希望と繁栄が始まる」と述べ、関係改善の必要性を訴えました。

一方、北朝鮮は16日から始まる予定のアメリカと韓国の合同軍事演習をめぐり反発を強めていますが、ムン大統領はこれについては言及しませんでした。

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