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ヤフーは8月11日、カーナビアプリ「Yahoo!カーナビ」(iOS版)向けに新機能「スピード注意情報プラス」の提供を開始した。

Yahoo!カーナビ」ではこれまでも固定式オービス情報を通知してきたが、「スピード注意情報プラス」は月額250円の課金によって利用が可能となる新機能として提供されるものだ。具体的には、地図上にその位置をアイコンで知らせるだけでなく、ルート案内中に取り締まりを行っているエリアに近づくと音声でドライバーに通知する。これによってドライバーに安全運転に向けた注意喚起を促すことを目的としている。

誤解されやすいのであらかじめ伝えておくと、この機能はレーダー探知機のように、オービスやレーダー等を「探知」して知らせるものではない。ネット上で収集した情報をもとに、その位置を特定してアップロードした取り締まりポイントを地図上に反映するというものだ。

その「スピード注意情報プラス」で最大のポイントとなるのが、既存の固定式オービス通知機能に加え、「移動式オービス」「ネズミ捕り」「検問」といった取り締まり情報も通知対象としていることだ。ご存知のように固定式オービスはデータさえ整備すればアプリ上に反映できる。しかし、移動式オービスや検問といった不特定の場所で不定期に行われる取り締まりに対しては情報をその都度更新する必要がある。特に反映についてはスピードが要求されるのは言うまでもない。誰もがその情報の信憑性については気になるところだと思う。

 今から120年以上前の、1900年に道路取締規則が制定され、「松井茂」という人物が左側通行するように決めたといわれています。

 この松井茂氏は、日清戦争直後から内務省に入閣し、警察と消防行政の基礎を築いた人物として国立国会図書館の人事興信録7版に記載されています。

 松井茂氏は左側通行とした理由について警察協会雑誌に、「特別な理由や研究に基づいたものではなく、武士が左側を通っていたという説や、馬車が行き交うときに左側に避けていたことなどを踏まえ、なんとなく左側通行が良いと考えた」と述べています。

 ここで今と違うのは、人も左側通行であったことです。

 現代のように人は右側通行、クルマは左側通行と決まったことについては、道路交通政策について記述された、「道路交通政策史概観」に記載されています。

 それによれば、戦後の1947年にGHQ(占領軍最高司令部)のもと、旧省令が廃止され新憲法が制定されたとあります。

 そして、新憲法が制定されると道路交通取締法が1949年に改正され、人は右、クルマは左と対面通行が導入されたようです。

 ただ、当時GHQは、馬の右側通行を強く主張していましたが、日本側としては、道路や乗り物の整備に天文学的な費用と、長期的な時間がかかることを上げて反論し、GHQの要請を退けたようです。

 このように、ここで定められた法令が、自動車時代を迎えつつあった1960年に現在の道路交通法に続く道路交通法に受け継がれます。

 そして現在もクルマは左側通行、人は右側通行という、対面通行の交通法規が続いています。

#PC

ことし2月、高知県足摺岬の南東およそ50キロの沖合で、海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」が、香港船籍の貨物船「オーシャン アルテミス」に衝突して自衛官3人が軽いけがをし、高知海上保安部や神戸市にある第5管区海上保安本部が、事故の原因について捜査を進めてきました。

捜査関係者によりますと、その後の調べで訓練中だった潜水艦が海面に浮上する際、水中音波探知機や潜望鏡での確認などが不十分で、貨物船の接近に気付くのに遅れた疑いがあることが分かったということです。

このため海上保安部は、潜水艦で指揮にあたっていた当時の艦長を、業務上過失傷害と業務上過失往来危険の疑いで、近く書類送検する方針を固めました。

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