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ドバイ万博は来月1日から半年間にわたって開かれる予定で、これを前に、完成した日本のパビリオン「日本館」が26日、メディアに初めて公開されました。

日本館は「アイディアの出会い」をテーマにしていて、2階建ての建物の表面には日本の麻の葉文様と中東の幾何学文様を組み合わせてデザインされた立体的な装飾が施され、日本と中東の伝統文化の融合を表現しています。

内部では、5つの展示ブースごとに日本をイメージした映像を映しだし霧状の水も噴射するなどして幻想的な空間を演出し、伝統文化やアニメ、最新技術などを紹介しています。

また、2025年の大阪・関西万博をPRしようと、会場の模型の展示や紹介ビデオの上映が行われるコーナーも設けられています。

新型コロナウイルスの感染対策として、一度に入場できる人の数を想定の半分程度に減らすということです。

日本政府の中村富安代表は「日本が内外からアイデアを取り入れて文化や技術を発展させてきたことを知ってもらいたい。ドバイ万博でのPRを通じて大阪・関西万博に参加する国も増やしたい」と話していました。

イランとIAEAは今月12日、イラン国内の核施設の監視カメラのデータを継続して記録するために協力することで合意していました。

これに関連して、IAEAが26日に加盟国に提出した報告書によりますと、今月20日から22日にかけて、核開発活動を監視するカメラの保存媒体の交換などのため、査察官による複数の施設へのアクセスが認められたものの、テヘラン郊外のカラジにあるウラン濃縮用の遠心分離機の部品製造施設については、訪問が認められなかったということです。

報告書の中でグロッシ事務局長は「合意に反したものだ」として、イラン側の対応に懸念を示しています。

これに対しイランのIAEA大使はツイッター「報告書は正確ではない。この施設の機器は合意の対象ではない」と投稿しました。

イランはアメリカの制裁への対抗措置として核開発の強化に加え、IAEAによる査察を制限していて、イランの核開発の全容を把握するのが困難な状態が続いています。

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