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日産自動車元会長のカルロス・ゴーン容疑者(67)は、金融商品取引法違反と特別背任の罪で逮捕・起訴され、保釈中だったおととし12月、大型の箱の中に隠れ、プライベートジェットで中東のレバノンに逃亡しました。

その後、ICPO国際刑事警察機構から国際手配されていますが、逃亡後、初めてNHKの単独インタビューにレバノンからオンラインで応じました。

この中で、元会長は逃亡の動機について「日本の刑事裁判は、99.4%が有罪になると知って自分を守ることができないと思った。迫害され、家族も不当な扱いを受けるなか、自分の身を守るには日本を離れるしかなかった」と逃亡を正当化する主張をしました。

そのうえで、逃亡の状況については「逃避行のなかで危機的な瞬間は飛行機に乗る前、箱の中に隠れている時だった。X線検査が行われれば、すべてが失われてしまう。幸いにもX線検査を通さなかったため日本を離れられると確信した」と振り返りました。

また、去年8月の大規模爆発などで混乱が続くレバノンの政府が、身柄の引き渡しに応じる可能性について尋ねると、「私はレバノン市民で引き渡しはありえない」と主張したうえで、「私を裁判にかけたいなら、日本の検察はレバノンで裁判を受けられるよう捜査資料をレバノン当局に送ればいい。しかし、日産との陰謀によって仕組まれた起訴だとばれるので、できないのだろう」と持論を述べました。

このほか、現在のレバノンでの生活については妻や子どもたちと多くの時間を過ごしてるとしたうえで、「幸いにも忙しく、好きなことをして暮らしている。大学で経営戦略などの講座をボランティアで担当しているほか、本を執筆したり、いくつかの事業も起こしたりしている。私はレバノン人であることを誇りに思うし、国民の大多数は私を支持している」と話していました。

ゴーン元会長について、東京地方検察庁仕組まれた起訴だという主張は不合理で、事実に反しているとしたうえで、日本で裁判を受けさせるため関係機関と連携し、できるかぎりの措置を講じたいとしています。

これまでに日産自動車の西川廣人前社長は「クーデターがあったという理解はしていない。まったくそういう事実はない」などと説明しています。

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