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アデイエモ米財務副長官は19日、上院銀行委員会の公聴会で、国際通貨基金IMF)のゲオルギエワ専務理事が前職在任中にデータ不正操作に関与した疑惑に絡み、同氏に対し、IMFの完全性確保に向けた変革を実行し、トップの責任を果たすよう求める考えを示した。

同氏は米財務省として、ゲオルギエワ氏を退任させるのは現時点で適切ではないと判断したと説明。その上で「われわれは一連の会合および専務理事との直接対話で、内部告発者の権利と国際機関の完全性を確実に保護するためには変革が必要だと明確に訴えた。これが米国の目指すところだ」と述べた。

「われわれはゲオルギエワ氏とその他の国際金融機関の指導者にこういった変革を実行する責任を果たすよう求めるつもりだ」と語った。

IMF理事会は先週、ゲオルギエワ氏が世銀の最高経営責任者(CEO)を務めた際、各国の事業環境を毎年順位づける報告書で中国の順位を上げるよう内部で圧力をかけたとされる問題を調査した結果、ゲオルギエワ氏への全面的な支持を再確認した。

問題となっている報告書は「ビジネス環境の現状」に関するもので、法律事務所ウィルマ―ヘイルに委託した調査でデータの不規則性が指摘された。調査は継続しており、ウィルマ―ヘイルは世銀スタッフによる不正の有無について、2回目の報告書を出すとみられている。

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