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ワシントンに本部を置くIMFは、8年間トップを務めたラガルド専務理事がヨーロッパ中央銀行の総裁に指名されたことから、後任選びを進めてきました。

IMFは9日、立候補したのが世界銀行のCEOを務めるブルガリア人女性クリスタリナ・ゲオルギエワ氏ひとりだったと発表し、ゲオルギエワ氏が就任する見通しとなりました。

ゲオルギエワ氏は66歳。
経済学者で、EU=ヨーロッパ連合の執行機関にあたるヨーロッパ委員会の副委員長などを歴任し、主に環境保護人道支援に取り組んできました。

IMFのトップはヨーロッパから選ばれるのが慣例となっていますが、東欧出身者は初めてで、2代続けて女性が就任することになります。

国際金融の安定を担うIMFは、米中の貿易摩擦による世界経済への打撃や新興国を含めた各国の中央銀行による利下げ競争などの課題に直面していて、来月までに人事を決定し、新体制をスタートさせます。