“特許侵害”で提訴 日本製鉄社長「トヨタ 狙い撃ちではない」 #nhk_news https://t.co/7UGZC6Klxz
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年10月28日
日本製鉄の橋本社長は、28日みずからが会長を務める「日本鉄鋼連盟」の記者会見に臨みました。
日本製鉄は、今月、ハイブリッド車などのモーターに使われる自社製品の特許を侵害されたとして、主要な顧客である「トヨタ自動車」と中国の鉄鋼大手、「宝山鋼鉄」に対し、損害賠償を求める訴えを起こしており、これ以降、橋本社長が公の場で発言するのは初めてです。
会見で橋本社長は、「トヨタさんを狙い撃ちにということはまったくない。社長として精査を重ねて合理的に判断した」と述べ、特許侵害に対しては相手にかかわらず、きぜんと対応していく考えを示しました。
そのうえで、「特許は『知らなかった』では済まされないのが大前提だ。特許違反があったのか、無かったのか、裁判の中でどちらが正しいのかが明確になる」と述べ、民事裁判を通じて正当性を主張する方針を示しました。
この訴えを巡って、トヨタはこれまでに、「宝山鋼鉄には特許の侵害がないことを書面でも確認してきた」などと説明しています。
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