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栃木県真岡市の小学校の跡地に設置されていた二宮金次郎銅像がなくなっているのが見つかり、警察は金属をねらった窃盗事件とみて捜査しています。

真岡市教育委員会や警察によりますと3日、真岡市高田にある市の歴史資料保存館の屋外に設置されていた、二宮金次郎銅像がなくなっているのを付近の住民が気付き、警察に通報しました。

現場は廃校になった小学校の跡地で、なくなった銅像は高さが1メートルほどあり、石造りの台座の上に置かれていたということです。
教育委員会は4日、警察に被害届を出し、警察は金属をねらった窃盗事件とみて捜査を進めています。

教育委員会によりますと真岡市は二宮金次郎、のちの尊徳が江戸時代に農村の復興のために長年働いたゆかりの地で、市内にはほかにも銅像が12か所設置されていますが、今のところ被害の報告はないということです。

警察に通報した80代の男性は「像がないことに気付いて驚きました。この地域の偉大なかたの像なので早く戻ってきてほしいです」と話していました。

真岡市教育委員会文化課の赤荻勝課長補佐は「ゆかりのある地域で、このような被害があり非常に残念です。像を返してほしいですし、今後他の被害が発生しないように注意して見守りたい」とコメントしています。

東京 中野区の旧中野刑務所は、100年余り前の大正期に造られ、プロレタリア文学を代表する作家の小林多喜二や、哲学者の三木清など、多くの人物が当時の治安維持法に違反した思想犯などとして収監されました。

跡地は現在、公園になっていて、当時の面影を残すのは正門にあたるレンガ造りの「表門」だけとなっています。

ふだん、門の内部は公開されていませんが、中野区がことし6月、区の有形文化財に指定したことを受け、5日と6日、一般への公開が行われています。

重厚な造りの門には、こまやかな装飾が施され、レンガの色の違いで壁の改修のあとが確認できるほか、守衛が詰めていた部屋や受付の窓も見ることができます。

訪れた人たちは、美しく積まれたレンガを間近で見たり写真を撮ったりして、歴史に思いをはせていました。

見学した40代の男性は「当時の状態が残り、門の内部も見ることができたので、中野の歴史を学べるいい機会になりました」と話していました。

門の一般公開は6日も行われ、午前10時から午後4時まで入場できます。

門は今後、小学校の建設に伴って100メートル西に移される予定で、今の場所での一般公開は最後になる見込みだということです。

ホンダは5日、ことし9月までの半年間の中間決算を発表しました。
この中で今年度の販売計画について、世界全体の車の販売台数を直近の計画から65万台引き下げて420万台にすると明らかにしました。
世界的な半導体不足に加え、生産拠点や多くの取り引き先がある東南アジアでの感染拡大で部品の調達が滞っていることによるものです。
計画の見直しに伴う販売台数の引き下げは今年度に入り2度目となります。

これに伴ってホンダは今年度の業績の見通しについても、従来より売り上げを8500億円引き下げて14兆6000億円、最終的な利益を1150億円引き下げて5550億円に下方修正しました。

オンラインで会見した倉石誠司副社長は「半導体については在庫の持ち方やメーカーからの直接購入など戦略的なサプライチェーンの在り方を検討しており安定的に手に入るようにしたい」と述べました。

また、原油価格の上昇についてホンダの竹内弘平専務は「車ではプラスチックや塗料などが原油から作られている。今のところはまだ上がっていないが、原油高がこのまま続けば部品の高騰も考えておかないといけない」と述べました。
そのうえで「代替の材料を使ったり使用量を削減したりする研究もしながら、なるべく価格上昇に伴うコストを吸収し、商品をより安く提供できるよう取り組みたい」と述べました。

このほかSUBARUも5日に行われた決算会見で、今年度の生産台数の見通しを当初の計画より17万台引き下げて86万台に変更すると発表しました。

三重県奈良県を結ぶ自動車専用道路およそ60キロの区間に設置されている「非常電話」の8割以上が故障で使えないことがわかりました。国道事務所は携帯電話の普及などで必要がなくなったとしていますが専門家は緊急時に混乱を生むので早急に撤去すべきだと指摘しています。

事故などを通報するための非常電話の大半が使えなくなっているのは、自動車専用道路「名阪国道」のうち、三重県亀山市奈良市の間のおよそ56キロの区間です。

この区間を管理している北勢国道事務所によりますと上下線に設置されている非常電話136台のうち、8割を超える116台が経年劣化などで故障し使えないということです。

名阪国道は無料の自動車専用道路で設置の義務はなく、国道事務所は携帯電話が普及し、国道の状況をカメラで把握しているためトンネル以外は非常電話は必要なくなったと説明しています。

北勢国道事務所の草川保重副所長は「古くて部品が製造されていない電話もあり更新は難しい。時期は決まっていないが撤去することを検討したい」と話しています。

一方、交通政策に詳しい関西大学の安部誠治教授は「非常電話を頼ったのに使えないという事態が起きる可能性もある。誤解を招かないように早急に撤去すべきだ」と話しています。

#アウトドア#交通