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中国の税関当局が7日発表した先月の貿易統計によりますと、輸出と輸入を合わせた貿易総額は、5159億ドルで、去年の同じ月と比べて24.3%増加しました。

このうち、輸出額は3002億2000万ドルと、27.1%増加しました。

ヨーロッパやアメリカ向けが増えて、品目別ではおもちゃや衣服、家電などが伸びていることから、欧米の年末商戦に関連する製品の輸出が好調だったことなどが主な要因とみらます。

また、輸入額は2156億8000万ドルと20.6%増加し、原油や銅などの原材料価格の高止まりが続いているためとみられます。

中国のことしの輸出額は、今回発表された先月までの累計ですでに過去最高だった去年1年間を上回っていて、景気を下支えしています。

ただ、輸入額を押し上げる背景にある国際的な原材料価格の高騰によって製造業の収益が圧迫されていて中国経済の懸念材料となっています。

#経済統計

馬雲(ジャック・マー)氏にとって、1年前の11月5日は栄光の時となるはずだった。自身が興した中国電子商取引大手アリババグループ傘下の金融企業アント・グループが370億ドル規模の上場を果たす予定だったからだ。しかし中国政府は、太陽に近づいた馬氏の翼を突如もぎ取り、その帝国を締め付けた。

馬氏は今、欧州を訪れ園芸分野に手を出すなどして、ひっそりと国際舞台に復活しようとしている。

国家首脳並みの隆盛を極めた2017年の姿からは、様変わりだ。馬氏はこの年ニューヨークへ飛び、米大統領就任を2日後に控えたトランプ氏と、トランプタワーで2者会談を行った。そして米国に100万人の雇用を創出すると約束した。

この派手な外遊が、中国政府を憤らせることになった。政府がこの会談と、雇用に関する約束について知ったのは、一般人と同じく、馬氏がトランプタワーで記者団の質疑に応じる様子がテレビ放映された時だった。アリババに近い関係者4人と中国政府筋1人が明らかにした。

アリババの関係者2人によると、同社はこの後政府高官らから、事前の承認なしに馬氏がトランプ氏と会ったことを政府は不快に思っている、と告げられた。

トランプ氏は大統領選挙戦中、中国が米国の雇用喪失を招いたとの批判を展開していた。馬氏との1月9日の会談は、米中間の緊張が高まっていた最中のことだった。

アリババ関係者4人は、この会談をきっかけに馬氏と中国政府の関係が暗転したとみる。

投資家は今、なんとか馬氏の消息を知りたいと思っている。10月に馬氏がスペインのマヨルカ島に姿を現した、との報道が流れただけで、アリババ株の時価総額は420億ドルも増えた。同氏の外遊が伝えられたのは1年ぶりだった。

かつて政府の寵愛を受けた馬氏の転落ぶりは、習近平国家主席の下で中国がいかに変容したかを物語っている。前代未聞の3期目に突入する習氏は今、中国屈指の革新的企業のいくつかに対して締め付けを強めている。

ロイターは馬氏のメディア対応を行う慈善団体、中国国務院報道弁公室、中国外務省、トランプ氏の広報担当者にコメントを求めたが、いずれも応じなかった。

<当然の標的>

中国当局がアリババの取り締まりに乗り出したのは、馬氏が昨年10月、技術革新を阻んでいると金融監督当局を批判する演説を行った後だった。アント・グループは、土壇場になって上場中止を余儀なくされた。

政府の締め付けはハイテク、不動産、ゲーム、教育、暗号資産、金融と、民間セクター全般へと広がった。

投資顧問会社BDAチャイナのダンカン・クラーク会長は「ジャック(馬氏)はあまりにも挑発的で、習氏の新たな統治姿勢からはみ出したため、政府が大改革を始めたことを知らせるための最初の標的になったのは、当然の成り行きだ」と語る。

馬氏は渡航して外国首脳と定期的に交流し、海外から杭州市のアリババ本部を訪れるVIPも後を絶たなかったとクラーク氏は指摘する。

トランプ氏との会談後も国際交流は続いた。2018年から2020年にかけては、グテレス国連事務総長、ヨルダンのラニア王妃、マレーシアのマハティール前首相など、そうそうたる顔ぶれと会談を持った。

馬氏に近い人物によると、杭州市の本部にはアリババ博物館を擁するビルがあり、馬氏らが海外からの訪問客をもてなしていた。また馬氏は、外国政治家との会談を中国のための「非公式外交」と位置づけ、楽しんでいたという。

<今は普通の人>

関係者らによると、アント・グループ上場中止からの数週間で、馬氏は習氏の取り巻き少なくとも2人に面会を願い出たが、いずれも却下された。

政府筋によると、馬氏は続いて今年、習氏に直接書簡を送り、残りの人生を中国農村部の教育に捧げたいと申し出た。馬氏は元英語教師。習氏は5月、中国高官らとの会合で書簡に言及したという。

書簡についてメディアが報じるのはこれが初めて。習氏がこの申し出を承認したか、また返答したかについて、ロイターは確認できなかった。馬氏が書簡を執筆した正確な時期も特定できなかった。

アリババ傘下の香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは先月、馬氏が「環境問題に関する農業・技術研究ツアー」のために欧州を訪れたと報じた。先週の記事では、白い防護ガウンを着て植木鉢を持つ馬氏の姿が掲載された。今後も農業インフラや植物育種に携わる欧州企業や研究機関を歴訪する予定だと記事は報じている。

アリババの共同創業者である蔡崇信(ジョセフ・ツァイ)副会長は6月、珍しく馬氏に関してCNBCのインタビューに答え、「彼は今、身を低くしている。私は毎日彼と話をする」とした上で、「ジャックが強大な権力を握っているというのは当たらないと思う」と付け加えた。

「彼はあなたや私と同じく、ごく普通の一個人だ」と蔡氏は語った。

#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

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