聖職者による性的虐待 被害者団体が具体的対策求める 仏パリ #nhk_news https://t.co/KZdCDeuoWA
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年11月6日
フランスでは先月、カトリック教会の聖職者による性的虐待について調べていた独立委員会が報告書を発表し、去年までの70年間で、被害者が21万6000人にのぼるとする推計を明らかにしました。
これを受けて被害者でつくる団体は教会側に早急な対策を求めようと6日、首都パリで集会を開き、被害者の証言などが報告されました。
この中で団体のメンバーから、11歳の時に夏のキャンプで聖職者から繰り返し性的虐待を受けたという男性のケースが報告され、対策を講じなかった教会などを非難しました。
フランスの司教団体は今月5日になって、長年にわたる被害の背景には組織的な責任があると認めましたが、これまでのところ具体的な対策は発表していません。
集会に参加した46歳の男性は「被害者は性的虐待を受けたことを恥だと感じてしまいますが、恥ずべきなのは教会側です。長年保たれてきた沈黙を破っていきたい」と話していました。
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