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映像や画像をAI=人工知能で分析し、商業施設のマーケティングや工場現場の安全管理などに役立てようというシステムの開発が進んでいます。

精密機器メーカーのコニカミノルタは、丸紅と共同で商業施設に設置したカメラの映像から、来場者を分析するシステムを開発しました。

プライバシーに配慮しながら映像に映し出された人をAIで解析し、施設を訪れた人の人数や性別や年代を分析でき、マーケティングなどに活用できます。

埼玉県川口市の商業施設では、客層や混雑する時間帯を正確に把握することができ、テナントの誘致につながったということです。

かわぐちキャスティの本澤慎一館長は「館内を訪れる人の属性がより広く、深く、分かるようになった。情報の精度が上がれば、商品の販売促進に役立つと思う」と話していました。

一方、東芝は「帽子をかぶっているか」などといった質問を入力すると、AIが画像を分析し回答してくれるシステムを開発しています。

これまで、工事現場や工場で目視で行っていた安全確認のための作業について、システムを活用することでミスや見逃しの防止につなげたいとしています。

会社では、再来年度までの実用化を目指していて、画像や映像をAIで分析し活用しようという取り組みはさらに広がりそうです。