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財務省の発表によりますと、海外との貿易や金融取引などで日本がどれだけ稼いだかを示す経常収支は、去年1年間で20兆597億円の黒字となり黒字額は前の年より8375億円増えました。

また、あわせて発表された去年12月の経常収支は5240億円の黒字となりました。

財務省によりますと、去年1年間の日本の経常収支は20兆597億円の黒字で、前の年より8375億円増えて2年ぶりに黒字額が拡大しました。

最も大きな黒字は「第一次所得収支」という、日本企業が海外から受け取った利子や配当などで、20兆7202億円の黒字でした。

また日本を訪れる外国人旅行者から受け取ったお金と、日本人が海外旅行で支払ったお金のやり取りを見る「旅行収支」は、2兆6350億円の黒字で過去最高となり、全体を押し上げました。

日韓関係の悪化を受けて、去年の夏以降、韓国人旅行者の数が大幅に落ち込みましたが、ラグビーワールドカップ日本大会の開催で欧米からの旅行者が増えました。

一方、モノのやり取りによる稼ぎを示す「貿易収支」は、5536億円の黒字でしたが、黒字額は前の年よりおよそ6400億円減りました。

アメリカと中国の貿易摩擦で、中国向けの自動車部品などの輸出が落ち込んだことが響きました。

合わせて発表された去年12月の経常収支は、5240億円の黒字でした。

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