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イギリス王室は14日、ロンドンでの戦没者追悼式典の当日の朝、エリザベス女王が欠席を決めたと明らかにしました。

女王は背中を痛めたということで、出席できないことを非常に残念に思っているとしています。

女王は先月、公務を取りやめて検査のため入院し、その後、医師の勧めで負担の軽いオンラインでの謁見など以外は公務を控えて静養を続けていました。

イギリスで開かれていた国連の気候変動対策の会議、COP26のレセプションへの参加も見送りましたが、14日の追悼式典には出席する強い意向を示していました。

地元メディアは、今回の欠席はこれまでの静養とは関係がないとする王室関係者の話を伝えていますが、女王は95歳と高齢であるだけにイギリス国内からは健康を気遣う声があがっています。

#英王室

イギリスで開かれていた国連の気候変動対策の会議「COP26」で採択された成果文書で、二酸化炭素を大量に排出する石炭火力発電をめぐる表現が弱められたことについて、中国外務省は「多くの発展途上国のエネルギー不足を考慮すべきだ」として、各国に理解を求めました。

「COP26」の成果文書では、世界の平均気温の上昇を1.5度に抑える努力を追求すると、従来の目標より踏み込んだ一方、二酸化炭素を大量に排出する石炭火力発電をめぐる表現が弱められ、議長が示した「段階的な廃止」という案にインドなどが反対して「段階的な削減」に変更されました。

これについて、中国外務省の趙立堅報道官は15日の記者会見で「多くの発展途上国では、いまだに電力の普及や十分なエネルギー供給が行き届いておらず、石炭の使用終了を要求する前に、これらの国のエネルギー不足を考慮すべきだ」と述べ、各国に理解を求めました。

そのうえで「われわれは先進国が率先して石炭の使用を停止し、発展途上国のエネルギー転換に十分な資金や技術などを支援することを促したい。われわれに求められているのはスローガンだけでなく、確実な行動だ」と述べ、発展途上国に対するさらなる支援を先進国に求めました。

#アフリカ

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